2024年1月24日に開催された参議院の予算委員会質疑にて、れいわ新選組の山本 太郎議員と自由民主党の岸田文雄 内閣総理大臣の「能登半島地震」に関する議論を要約してお届けします。
議論サマリー
山本 太郎(れいわ新選組)
能登半島地震後、総理は「私が先頭に立ち、被災者の再建・支援に全力で取り組む」と発言した。総理、この言葉に嘘はないか? 「ある」か「ない」かでお答えを
山本 太郎(れいわ新選組)
これまで起こった災害でも、できることは全てやるという思いで取り組んできた。「Yes」か「No」でお答えを
岸田 文雄(自由民主党)
今まで起こってきた災害、過去大きな災害はたくさんあった。その時、私自身は色々な立場にいたが、その立場の中で最大限努力をしてきたと考えている
山本 太郎(れいわ新選組)
昨年夏、秋田県で豪雨災害、床上・床下浸水の被害が大規模発生。修理を望む人も多いが業者の順番が回ってこない。経済的に厳しく、修理自体を諦める人々もいる。災害でダメになった家電・家具が買えない。国からの十分な支援がないからだ
山本 太郎(れいわ新選組)
①災害救助法の生活必需品の支給を50万円に引き上げを。②ここ数年の災害で生活再建が終わっていない被災者へ、国がプッシュ型で期間延長を行い、支援できるように政令改正を。政令で出来る。総理。やるか?やらないか?
岸田 文雄(自由民主党)
被災当初から自衛隊の派遣、テックフォースの派遣、給水支援を含む災害応急対応、災害廃棄物支援に取り組んできた。住宅修理が進んでいないという指摘は謙虚に受け止めなければならない。被災自治体の要望等も確認しながら、国として何ができるか考えたい
山本 太郎(れいわ新選組)
全然答えてない。全力でやると言いながらやっていない。被災地から手を離して、災害が起こった時に口だけで言うが、その後は伴走していない。それに対して、2日後(=明後日の閣議決定)にあなたができることを求めている。やるのか?やらないのか?
岸田 文雄(自由民主党)
現状を確認して、国として何ができるか考える
山本 太郎(れいわ新選組)
たった2時間半の質疑でどうやって被災地を救うのか?国会を「やってるフリ」するのはやめた方がいい。過去7回、総理大臣入りで災害特別委員会が開かれている。どうして開かないのか?予算委員会を週1回開催し、能登半島に特化させて総理の毎回出席を求める
映像ソース
参議院の予算委員会質疑(2024年1月24日)登壇者の紹介