2023/01/02

【発言録 要約】れいわ新選組(櫛渕 万里)VS 自由民主党(岸田 文雄)2022/5/27





2022年5月27日に開催された衆議院の予算委員会、補正予算案質疑にて、れいわ新選組の櫛渕 万里議員と自由民主党の岸田 文雄 内閣総理大臣の国会答弁を要約してお届けします。




議論サマリー
櫛渕 万里(れいわ新選組)
ウクライナ危機と円安で物価上昇が止まらない。今年と去年の4月を比べると、電気 21%、都市ガスは24%の値上がり。所得の少ない人には、消費税が更に3%上がるほどのダメージがある。国民生活を少しでも楽にするために何をしているか?
岸田 文雄(自由民主党)
物価高騰に関しては4月、新たに総合経済対策として13兆円を用意した。特に困った方々に対しては給付金地方自治体に対しては給食費等の支援など、様々な政策を用意している
櫛渕 万里(れいわ新選組)
そのお金のつけ方では足下の生活まで届かない。物価が上がった分、国がそれを吸収する。一番即効性のある方法は消費税を下げることしかない。なぜ消費税減税という話にならないのか?
岸田 文雄(自由民主党)
消費税は社会保障の安定財源として位置づけられている。安定した社会保障を維持することは、国民生活の安心という点で大変重要。そのための消費税を全てなくすというのは現実的でない
櫛渕 万里(れいわ新選組)
消費税は「皆さんの社会保障とか老後など」と言われているが、実は事実と違い、ほんの一部しか使われていない。25年のデフレ、そこにコロナの災害、そして戦争まで影響。このような非常時には大胆に財政出動をして人々を救ってほしい
岸田 文雄(自由民主党)
先ほども申し上げた。消費税の減税は、私たちは考えない
櫛渕 万里(れいわ新選組)
減税すると社会保障がカットされるかのような嘘はやめてほしい。財務省がそんなに怖いのか?25年の不景気の中、国民の賃金はだだ下がり。一方、毎年、資本家だけ過去最高利益を上げている。それを大きく支えるのは消費税であることに変わりがない


映像ソース
衆議院の予算委員会、補正予算案質疑(2022年5月27日)
登壇者の紹介