2022年5月27日に開催された衆議院の予算委員会、補正予算案質疑にて、れいわ新選組の櫛渕 万里議員と自由民主党の岸田 文雄 内閣総理大臣の国会答弁を要約してお届けします。
議論サマリー
櫛渕 万里(れいわ新選組)
ウクライナ危機と円安で物価上昇が止まらない。今年と去年の4月を比べると、電気 21%、都市ガスは24%の値上がり。所得の少ない人には、消費税が更に3%上がるほどのダメージがある。国民生活を少しでも楽にするために何をしているか?
櫛渕 万里(れいわ新選組)
そのお金のつけ方では足下の生活まで届かない。物価が上がった分、国がそれを吸収する。一番即効性のある方法は消費税を下げることしかない。なぜ消費税減税という話にならないのか?
岸田 文雄(自由民主党)
消費税は社会保障の安定財源として位置づけられている。安定した社会保障を維持することは、国民生活の安心という点で大変重要。そのための消費税を全てなくすというのは現実的でない
櫛渕 万里(れいわ新選組)
消費税は「皆さんの社会保障とか老後など」と言われているが、実は事実と違い、ほんの一部しか使われていない。25年のデフレ、そこにコロナの災害、そして戦争まで影響。このような非常時には大胆に財政出動をして人々を救ってほしい
岸田 文雄(自由民主党)
先ほども申し上げた。消費税の減税は、私たちは考えない
櫛渕 万里(れいわ新選組)
減税すると社会保障がカットされるかのような嘘はやめてほしい。財務省がそんなに怖いのか?25年の不景気の中、国民の賃金はだだ下がり。一方、毎年、資本家だけ過去最高利益を上げている。それを大きく支えるのは消費税であることに変わりがない
映像ソース
衆議院の予算委員会、補正予算案質疑(2022年5月27日)登壇者の紹介